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私の母親はがんでなくなりました、私が40歳の時、今から16年前です。母親ががんを発症したのは私が高校生の時ですから今から40年も前です。私が自室で音楽を聴いていると、母親が自室に入ってきて、医師にがんを宣告されて手術を受ける事になったという事でした。
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当時のがんは不治の病といわれていたので、その時私は母親は死んでしまうと覚悟を決めました。ものすごい衝撃を受けて、自分のことではないのに絶望感に襲われた事を今でも覚えています。母親は大腸がんで、術後には人工肛門になるといっていました、それも私にとってはショックでした。私は今56歳ですが、このとしになってもその当時のことは鮮明に覚えているのに、手術に立ち会ったかどうかも覚えてはいません。そのあたりの記憶になると全く覚えていないのです。術後の母親は元気を取り戻し、人工肛門はつけていましたが手術前と同じに畑仕事をしていました。私を大学に進学させ、私が社会人になって6年か7年たった頃、がんは胃に転移しました、その時医者から聞いた記憶があるのですが、がんで5年を経過すれば「完治」したと判断されるそうです、今でもそうなんでしょうか。そして胃の手術を受けてからも10年くらい経過したと思います、最後は子宮に転移して、もう手術は出来ないと言うことで放射線療法をやりましたが、それなら2年か3年後になくなりました。今のように第4のがん治療としての「免疫療法」が当時あれば、お袋も大変喜んでその治療を受けたと思います。母親の口癖は、「時間がたてばきっと良い治療法が確立される」でしたから。